交通事故による症状
頚部捻挫。右肩関節捻挫。腰部捻挫。
【初期症状】
頚部後屈(後ろに反る動作)時の疼痛。右回旋制限あり。強い頭痛があり日常的に痛み止めを服用。
右肩関節160°外転(腕を横から上げる動作)時肩全体に疼痛。
腰部前屈(前に倒す動作)時殿部に響くような強い痛み。
交通事故施術内容
頚部は骨同士を繋ぐ靭帯に損傷が診られ歪みやすい状態になっていた為、超音波療法を用いて靭帯の回復を促し、テーピングにて固定を行う。頭痛は2日に1回程度で頻度は減少しているものの症状は残存している。
右肩関節外転時の疼痛は減少傾向であり、経過は良好である。
腰部は後屈時にも疼痛が出現し、黙って座っていると痛みと怠さを感じている。
【通院中期】
頚部の筋力が低下してしまった為、頚部・背部の筋力トレーニングを開始。
右肩関節の疼痛や可動域制限が改善され日常生活に支障を来さなくなった為、3か月で施術を終了。
腰部の安静時痛は減少したものの、動作時痛は残存している状態。
【通院後期】
頚部の筋力が回復し安定性がついた為、疼痛が改善された。
腰部は長時間座っていると怠さを感じており、生活指導や運動療法を行い改善された為、施術を終了とする。