交通事故にてむち打ち症状と左肩、腰の痛みがあり、湿布と痛み止めを服用して安静にするが、痛みが治まらず来院する。6カ月間の施術により改善する。

【診断名】
頚部捻挫。左肩関節捻挫。腰部捻挫。

【初期症状】
首を前や左横に倒した際に左側の首に痛みを感じ、炎症所見あり。左から振り向く動作が困難。
左腕を横から上げる際に160°で痛みを感じる。
身体を後ろに反る動作で腰に痛みを感じる。炎症所見あり。

【通院初期】
首にアイシングや手技療法を開始し、痛みは徐々に減少する。左振り向きの可動域制限は残存しており、日常生活に支障を来す。
腕を上げた際の痛みは改善傾向ですが、可動域制限やクリック症状がみられる。
腰もアイシングや手技療法を行い、痛みは改善傾向である。

【通院中期】
首の振り向きの可動域は上がってきており、継続して手技療法にて施術を行う。
腕を上げた際の可動域は上がっておりますが、140°でクリック症状がみられる。
腰の症状は約2か月で改善され、施術を終了。

【通院後期】
首の痛みは改善され、後ろを振り向く動作も可能になる。
腕を上げ切った際の痛みやクリックは改善され、わずかな違和感を感じる程度まで回復。日常生活にも支障を来さない状態になり、施術を終了。