交通事故による症状
頚部捻挫。左上腕部挫傷。左股関節捻挫。
【初期症状】
頚部の痛みにより動かしずらい。
左上腕部に痛みや内出血が診られる。肘を伸ばす動作が困難。
左股関節は荷重をかけると痛みを感じる。開脚動作などは困難。
交通事故施術内容
頚部の振り向き動作は不可。上を向く動作は制限(+)。
コルセットを着用して安静保持。
左上腕部には超音波療法を行いアイシングを徹底する。テーピングにて負担を軽減させる。
左股関節は手技療法を繰り返し行い、徐々に痛みが軽減される。
【通院中期】
手技療法や超音波療法を継続し、頚部の可動域は徐々に広がってくる。
コルセットをしない生活を開始。
左上腕部の痛みはかなり改善されたが伸ばすような動きをすると制限(+)。ストレッチを行い伸張性をつける。
左股関節は殿部の筋力の低下が診られ筋力トレーニングを開始。平行して股関節に動きをつけるよう他動的に動かしていく。
【通院後期】
振り向きをやりきった際に引っ掛かるような感覚は残存しているが、生活や仕事に支障が出ない状態まで回復。
左腕は伸ばす力を入れる動作を行っても痛みを感じない状態まで回復。
股関節の可動域や筋肉の緊張は正常化され荷重も可能になる。
6か月施術を行い終了する。