交通事故にて、首にムチウチ症状を訴え当院を受診。施術開始から4か月で終了する。

【診断名】
頸部捻挫
【初期症状】
頭痛。吐き気。ふらつき。首の鋭痛

【施術初期】
停車中に後方から追突され、ヘッドレストに頭を強くぶつけたような状態となる。交通事故直後は、目立った痛みは少なかったが、時間が経つにつれて疼痛が増悪した。ご自身で、頭痛薬など服用され様子を伺うが頭痛が残存し札幌市内の整形外科を受診し、その後札幌市北区にある脳神経外科を紹介され受診。MRIによる精密検査を受け、脳の異常がなく整形外科の医師からも首のむち打ちからくる症状と伝えられ、整骨院での施術を紹介されほうしん整骨院(札幌市豊平区)を受診する。
ほうしん整骨院(札幌市豊平区)にの初検時に、受傷から2週間経過していたが、交通事故受傷初期の症状に大きな変化がなく安静にしていても身体にだるさと疼痛が生じていた。当院にて触診時に頸部に強い圧痛が見受けられ、筋損傷を確認。動診時に上を向く動作が特に制限と疼痛が生じている。
当院でも、頸部捻挫によるむちうち症状であることを説明し、電療法、罨法を施し、手技療法を継続し徐々に初期症状が緩和。施術開始から1か月後には当院初検時の首の圧痛は減少し、頭痛や吐き気といった症状は改善される。
【施術中期】
首の鋭痛から鈍痛感へと変化し、動かせる可動範囲も拡大する。整形外科から処方された痛み止めの薬を飲まなくても目立った制限もなく、日常生活において疼痛が出現する瞬間が限定されてきて、患者様本人も症状の改善が以前と比べてハッキリわかるようになり、痛くて寝ているときに夜目が覚めることがほぼなくなった。
前後に首を動かす際に、不安感と疼痛が残存する。
【施術後期】
背筋や肩関節のトレーニングを開始し、長時間座っていたりしても症状が出現しないように、自宅でも取り組んでもらう様に指導を行う。
その後、施術開始から4か月にて症状が改善し、交通事故施術を終了する。