交通事故による症状
頚部外傷性症候群。腰部外傷性症候群。右肘捻挫。
【初期症状】
頚部の動作時痛(+)。めまいや頭痛などのむち打ち症状の訴え。受傷数日後に脳外科受診し異常所見なし。
腰部の後屈時痛(+)。動作制限が強く、起き上がりなどの初動作時痛が強く残存。
右肘の物を持つなどの力を入れる動作での痛みが残存。
交通事故施術内容
受傷から2か月半経ってからの当院で施術開始のため、疼痛部分には炎症所見なし。
手技療法を開始し、施術開始1か月ほどで頭痛などの症状は減少。首の動かしたときの疼痛が残存。
腰部の後ろにそらす動作の可動域は上がるものの、疼痛は残存。
右肘の握力が上がり、よほど重い物でなければ疼痛が出ない状態に回復。
【施術中期】
日によって頭痛が出現することもあるが、改善傾向。
腰部も同様に、臀部や腰の筋肉の強化運動開始。自宅でのストレッチを実施してもらう。
右肘の疼痛が無くなり、日常生活での支障もなし。施術開始から2か月で終了する。
【施術後期】
頭痛の症状は改善し、首も最大まで上を向く動作のみ疼痛が出現。
腰部は後屈時の疼痛は改善。中腰姿勢などにまだ不安感有。
運動療法を継続的に行い、施術開始から4か月で終了する。