交通事故にて、首にむちうち症状を訴え、右股関節、左膝に痛みがあり当院を受診。施術開始から5か月で終了する。

【診断名】
頸部捻挫。右股関節捻挫。左膝打撲。
【初期症状】
首の痛みで動かすのが困難。ふらつき感や吐き気症状があり。 左膝打撲症状により、内出血が散在。

【施術初期】
首に電気療法、冷罨法、手技療法を開始し、動かせる角度と怖くない動作を自身で感じてもらい不安感の除去からスタート。
強い疼痛が減少傾向に入り、動かす訓練開始。
右股関節の初期症状が1週間ほど強く出現していたが、1か月経過時には歩行時痛から違和感に減少していた。経過良好。
左膝は2週間ほど包帯固定を継続し、患部の安静保持を図る。
内出血が受傷から1か月ほどで消失し、動かす怖さも減少するが、歩行時やしゃがみ動作での疼痛が残存。

【施術後期】
首の右回旋での疼痛と、不安感が残存するもののチューブや重量を使ったトレーニングを施し、不安感が改善。
左膝も、疼痛が長く続いていたが首同様にトレーニングを重ね、不安感と疼痛が改善する。
施術開始から5か月で終了する。